味噌づくり体験

STEP1  身支度を調えましょう。味噌の話をします。 [10分程度]

まず、指輪や時計を外して、しっかりと手を洗いましょう。エプロンをして、三角巾もあるといいですね。また、寺坂店長より味噌作りに欠かせない、麹菌(こうじきん)の話があります。使う材料へのこだわりとその説明、味噌が健康に貢献していることなどをお伝えします。

STEP2  豆をつぶします。 [10分程度]

あらかじめ蒸しておいた大豆(すでに仕込み済を用意)を、手回しのミンチでつぶします。
すると、あらら不思議、ペースト状になって出てきます。

STEP3  材料を合わせてよく混ぜます。 [15分程度]

青いトレイの中に、米麹(こめこうじ)と塩を入れます。そこに、ステップ(2)でペースト状になった大豆を入れます。さらにアルカリイオン水1リットルを入れて、手でよくこねます。
ざっくりと混ぜましょう。

STEP4  容器に詰めます。 [15分程度]]

こねた材料を、おにぎり大のボール状にしてトレイに並べます。アルコールで消毒した容器(桶)を準備して、ボール状のかたまりを、音をたてながら投げ込みます。

大事なのはかけ声!「おいしくなーれ!」と声をかけながら投げてくださいね。容器を逆さまにしても落ちないくらい、きっちりと詰めます。

STEP5  平らにしてふたをします。

詰め終わったら、きれいに平らにしてください。
縁についた汚れをとり、まわりをふいて、ビニールラップでおさえます。これで味噌作りは終了?いえいえまだまだ最後の仕上げは...

STEP6  1年後に向けて、メッセージを書きましょう!

味噌として出来上がるまでには、1年かかります。そこで『手づくりみそ工房』では、仕込んだ味噌と一緒に、メッセージを添えて入れるようにしています。

家族宛でもご自分宛でも、どなた宛でもOK。書き込む内容も自由です。例えば体験の感想、天候、作ったときの思いなど。開けるのが楽しみなる、小さなタイムカプセルです。

さて、どんなメッセージを入れたのかな?これで仕込みはばっちり!1年後が楽しみですね。

どこに保管すればいいですか?

風通しの良いところです。階段下、床下などが最適。

放っておいていいの?

放っておいていいんです!

いつ頃から食べられますか?

だいたい10月中頃からです。

味噌は11月から3月の時期に仕込みますが、食べ始める時期は10月から。3月に仕込んだ場合は、少し遅れて11月頃からです。味噌は春の暖かさにむかって発酵が進み、8月の土用の丑の日を過ぎないと熟成しません。暑い夏を越えて秋になり、朝晩が冷え込んで「豚汁が食べたいなあ」と思い始めた時期が食べ頃の合図です。

容器からの取り出し方は?

全体をよく混ぜて、下のほうから混ぜ返して食べましょう。

まず、ふたを開けたら、容器の内側に付いているカビをきれいに拭き取ります。次に、しゃもじで空気を入れるように全体を混ぜてください。味噌をふんわりとさせ、味を均一にすることができます。味噌は下のほうから食べるのが基本。奥底の味噌が一番おいしいのですよ。さしずめ一番下は「横綱級」で、一番上は「幕内」といったところでしょうか。こうして混ぜ合わせることを「天地返し」といいます。
味噌を取り出したら、再び平らに。内側をふきとり、ビニールラップをして、ふたをして、元の場所へ。

味噌作り体験

この度、体験コースの内容が変わりました。コース内容の詳しい説明は下記連絡先まで、ご気軽にお問い合わせください。

※親子連れ、男性のみ、職場研修会やグループも大歓迎!団体での講習会、
   出前講座(公民館・学校など)も行っております。お気軽にご相談ください。

お申し込み先

  • 0778-34-0643
  • 受付時間/9:00から18:00
  • 定休日/毎週水曜日
  • 所在地/福井県丹生郡越前町東内郡4丁目604
COPYRIGHT © 2024 ASAHI AINOUEN. ALL RIGHTS RESERVED.